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メソッド屋のブログ

米マイクロソフト DevOps エバンジェリスト 牛尾の日記です。ソフトウェア開発の上手なやり方を追求するのがライフワーク。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

音読の恥ずかしさを克服する方法

ITエンジニアの ゼロから始める英語勉強法でも紹介していますが、英語を独学でもペラペラになるのはそんなに難しくありません。その最大のポイントは、ネイティブっぽい発音/イントネーションで音読が出来るようになる事です。



発音練習は恥ずかしい



ところが、嬉しい事に私の本を読んで勉強している人にお話を聞くと、発音の練習とか、音読してしかも録音をするというのは相当心理的にハードルが高いようです。「これは出来ない!」と思ってしまう人がとても多いという事が分ってきました。最近この音読練習や、録音への抵抗感がなくなって、楽しんで出来るようになる方法がやっと分ったのでっこでシェアしておきます。



MPP(Majide Perapera Project)



本を出版してから、音読の心理的なハードル問題がわかってきました。でも、それで折角読んでくれた人が英語の勉強を諦めたら凄く残念です。だから、まず、自分の身近な人だけでも、ペラペラになるところまで小さな勉強会をやってみようと思って、MPP(Majide Perapera Project)というのをやってみました。数人での英語の勉強の勉強会です。実際にやった内容は次のことです。すると、私もびっくりしたのですが、終わる頃にはみんな発音練習や録音への抵抗がなくなって、次も楽しみと言ってくれたのです。


みんなで集まって、あつまってやった事はこんなことです。

  1. みんなで輪になってあつまって、英語の個別の音の教材をみんなで聞いてみんなで練習
  2. 1人づつ、発音してもらって私が発音をチェックする
  3. メンバー全員、個別にiPhone等の録音できるツールで自分の発音をチェック
  4. また、みんなで発音して、私がチェック


上記のようなとても簡単なものです。しかし、終わる頃にはみんな結構それっぽい発音になっていました。始める前は全員が録音や発音練習に抵抗があると言っていました。ある人は発音練習すると読んだところで「これは無理!」と思ったらしいのです。ところが、私も驚きましたが、3.のパートでは、全員が自分のiPhoneAndroidにガンガン録音してチェックしていました。


 私が無理矢理やってもらったわけではありません。「やってみましょう。」と言った程度なので、私もこの変化にびっくりしました。みんな、ちょっとしたきっかけさえあれば、みんな英語脳になる必殺技である、音読の練習ができるようになりました。しかも、みんなニコニコでした。




抵抗が無くなった理由



これには私も相当びっくりしたので、後日終わった後に、なぜ発音練習や録音に対しての抵抗がなくなったのか聞いてみました。するとこういった回答でした

  • みんなでやったから
  • この発音で良いというのがわかったから
  • 自分の発音がネイティヴっぽい音の感じになったら恥ずかしくなくなった
  • 実際に録音をしてみるとそんなに恥ずかしくなく効果的とわかった

私が発音やイントネーションの独学をやっている時に最初に困った事は、自分の発音がコレで良いか?というのが判別つかなかったことです。今から考えると、耳は自分のレベルにあわせてレベルアップするので、そのときの自分の耳で「コレでいい」と思えるレベルでいいと思うのですが、当時は「これでいいのかな?」とかなり不安でした。


 当時の自分も、誰かが発音をチェックしてくれたらと凄く思っていたのがMPPを始めたもう一つの理由です。ところが、この事はもう一ついい効果を生んでいるようでした。


  「これでいい」「これぐらい出来れば良い」というゴールが見えたら、「ああ、これぐらい出来れば良いんだ」とわかるので、安心できるようでした。そして、チェックしてくれる人がいて練習すると、私が思ったよりずっとすぐ上達できました。


  もちろん私含めてネイティヴと見まがうばかりとかじゃないですが、ちゃんとした「英語の音」を発音できていました。それが出来たらどう考えても「発音練習」をした事無い人に比べたら100倍ぐらいいい発音が、ちょっと練習すればできると実感出来たんじゃないでしょうか?だから、実際にやったら恥ずかしくないというわけです。だから最大のハードルと思われた録音もみんなノリノリで、効果を実感していただいた方もいました。本当に来ていただいた皆さんに感謝。次回も楽しみですね!




仲間うちで始められる事



 さて、このMPPなのですが、いろんなところでやれたらいいのですが、性質上発音チェックが出来る人がいないと簡単に出来ません。しかし、この発音チェックって以外と出来る人がいないのです。
 例えばネイティヴの人にチェックしてと言っても以外と「うーん。いいんじゃない」位しか言ってくれない事が多いです。イギリスの語学学校に行った時に始めてちゃんと発音チェックをしてもらえました「その音違う、そう、その音!」とか言ってもらえました。ちゃんと英語教育を学んだ先生ならやってもらえそうですが、プロなのでただて来てもらえそうにもありません。

 だから、英語の音の練習が出来る為の勉強会を仲間うちで身近にできるための作戦を考えてみます。
 

  • 10人以内位で集まって、皆でやってみる
  • ネイティヴの友達、もしくは英語の発音を練習した事がある友達がいたら協力してもらう

 実は、今回「皆で集まって練習する」というのは相当心理的なハードルを下げる事がわかりました。恥ずかしいのですがから皆の前でやると恥ずかしそうなものなのですが、以外とみんなで音を聞いて、一人づつ、発音してみて、みんなで「こんなものじゃない?」とか、「ちょっと違う気がする」とかやるだけでも相当ハードルは下がりそうです。

  そして皆で録音してみましょう。録音を聞くと、最初は「うーん。なんか全然違うな」と思うと思うのですが、同時にちょっとづつみんなでやっていると、その他大勢の「発音練習をした事無い人」より圧倒的に「英語の音」を発音できるようになっているのに気づけると思います。もし良かったら、このブログエントリで、発音練習をしている風景を動画ゼロから始める英語勉強法独学用動画シリーズ ー 第二回英語の個別の音の練習とその意義 - メソッド屋の日記にしているので、参考にしてみてください。
 
 
 そして、2点目です。これは全員が出来ないかもしれませんが可能であればやってみましょう。身近に、ネイティヴの友達がいたり、英語の発音/イントネーションを練習した事がある人がいたら、その人にご飯でもおごって、発音をチェックしてもらいましょう。
 先ほど書いた通り、ネイティヴの人に、単に、音読をして「これでいい」とか聞いても「うーん、いいんじゃない?」とか言われる事がおちです。私の経験では、例えばspaceのsの音をちゃんと発音してみたいから、確認してもらえない?という聞き方をするといい感じで答えてくれました。


  実際にUDA式などでお手本をネイティヴの前で流して、「これなんだけど」というと、きっとネイティヴは個別の音の認識は完璧にできているので、オッケー。と言ってもらえると思います。もしくは、日本人でも英語の発音を練習した人が入れば、かなり助けになってくれると思います。
 


おわりに


 エンジニアの人は、英語はダメとか、読めるけどトークは、、、という人が非常に多いと思います。ペラペラは筋トレなので、ちょっと練習したら出来るようになります。ボキャブラリとか増やす方がずっと時間がかかります。我々が得意な勉強会で「ペラペラ化」する人が少しでも増えたらいいなと思って、気づきをシェアしてみました。是非、みんなでペラペラ化の勉強会をやってみませんか?


ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法

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