メソッド屋のブログ

米マイクロソフト Software Development Engineer 牛尾の日記です。ソフトウェア開発の上手なやり方を追求するのがライフワーク。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

ゼロから始める英語勉強法独学用動画シリーズ ー 第一回 英語のリズムと音節

ゼロから始める英語勉強法独学用動画シリーズ


 このシリーズでは、私の書籍で書いた内容のうち、英語勉強を独学でやっていく中で特にわかりにくい部分を中心に動画で説明したものを公開していきたいと思っています。これは実は出版当時から計画されていたものです。


動画でフォローして行く理由ですが、私が英語の勉強を始めてから、一番悩んだのが「音」系の勉強をどうやってやったらいいかなかなかわからない?ということでした。


書籍にも書いた通り私は英語の「音」の要素はとても英語習得には大切だと思っています。しかし、この「音」の要素が本を読んだだけでは一番わかりにくいし、悩ましいところです。なぜかというと、私たちが触れる事ができる音声は「完璧なネイティヴの発音」だけなので、学習している人がどの程度できればいいかさっぱりわからないのです。ネイティヴに聞いてみても、彼らからすると、我々の発音は結構練習して美味くなってもも、むっちゃくちゃでも彼らからしたら「日本人発音」なので判別がつかない上に、彼らも自然と出来てしまっているものなので、説明は難しそうでしたw。私の考えでは、発音の練習で英語学習の効率が上がっており、聞いてる相手に聞き返されることなく会話できるレベルがいいかなぁと思っています。

 
 だから、彼らに聞いても発音やアクセント/イントネーションについてはうまく指導してくれる人はまれでした。(ちなみに、そういう事を本職にしている人もいるので、一度指導を仰いでみたいです)そして、そういった英語学習中だったり、日本人だけど発音練習したよという人が「音声」を公開してくれる事もありませんでした。きっと彼らからすると、自分の発音はネイティヴに比べると違うというのはわかっているからだと思います。していても、むっちゃくちゃ鍛えていて、ほぼネイティヴみたいやん!という人しか公開していません(笑)


 だから、音声中心の英語勉強法をする人が聞けるのは完璧なネイティヴ発音か、コテコテの日本人なまり発音かどちらかで、「どの程度できたらいいねん」ということがわからないので、相当悩む訳です(少なくとも私はそれでむっちゃ悩みました。)ITProの連載「アジャイルの流儀で英語に挑戦! - 第2回 なぜみんなペラペラにならない?:ITpro」で、私が自分の喋っている動画を公開しているのはこういう意味です。つまり、英語を勉強している人が、日本人で英語の発音を勉強している人の発音を聞けるようにという意図です。私の喋っているのを聞いて、「ああ、この程度はやらなあかんのか?」とか「ああ、練習したらこの程度にはなれるんか?」とか、「あ、この人発音間違ってはるで、俺やったらもうちょっとマシにできるかな?」とかなんでもいいのですが、そういう比較軸を持ってもらえたらもっとみんながもっと安心して勉強してもらるんじゃないか?という意図でした。この動画の回はイギリスに行く前なので完全に家で練習しただけのときのアドリブ動画です。その後も何回か動画を公開しています。




英語学習で難しいところ



 本を書いていてさらに実感しましたが、英語学習の伝わりにくいところは音の要素を伝えることです。マンツーマンで伝えるのが一番なのですが、水泳の本を思い浮かべてもらったらいいですが、本だけで伝えるのが難しい箇所がどうしてもあります。そこで、本のフォローとして、こういった伝わりにくい部分の動画を公開したいと思っています。伝えたい事は本当にシンプルなのですので、本を読んで、動画を見てもらえば一撃でわかってもらえると思います。では、さっそく、第一回の英語の音節とリズムの動画を公開したいと思います。



第一回 英語のリズムと音節



 書籍でいうと、「発音/イントネーション練習」のあたりP60-P69のフォローです。特にわかりにくいアクセント、リズムの練習方法の動画を作ってみました。楽しんでみてみてくださいね。ちなみに、被験者は私の弟です(笑)ここで、ごちゃごちゃ書くより、動画見てみてください!


リズムやアクセントの鍛え方 - YouTube ←上記で動画が見えない人はこのリンクからたどれるようにしておきました。

ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法

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