アジャイル開発の導入のビデオシリーズを作ってみた
今年から会社の方針も変わり、エバンジェリストからSoftware Development Engineer という職種に変わった。プレゼンとデモの世界から、お客様と一緒にハックしたりコードで世の中にインパクトを出す仕事に変わったので、楽しくも四苦八苦しながら頑張っている。
先日友人の Rochelle Kopp さんから Agile のビデオを作ってくれないか?という依頼があった。今から Agile を始めたいと思っている企業さんが増えてきたのだが、残念ながら私はコードを書くのが`今の仕事なので、エバンジェリストやコンサルをやっているときのように対応できない。出来るとしたら、自分が新技術導入 (Serverless, Microservices等)をご支援しているプロジェクトに限られる。 だから、彼女がビデオを作ってくれたらうれしいといったので、既存の資料を少しカスタマイズして、ビデオをいくつか撮ることにした。ビデオでは、インタラクティブにお話しできないので、どこまで皆さんのお役に立つかはしらないが、クローズにするよりは、とりあえずシェアしてみようと思った。
現在プログラマとして米国の開発プロジェクトに参画したりするなかで、学んだ内容などももりこみながら、アジャイルの全体像と、日本で多くの人がアジャイルの世界にはいってくるときに、「なんでこうなるんだろう」と疑問に思いそうな部分に関してお話ししてみました。
プレゼンテーション
アジャイルの全体像 (17:22)
背景とか、全体像のお話し
アジャイルの考え方 (43:42)
アジャイルの考え方で日本人的にしっくりこないと思われる部分の解説や、本を読んだだけで実行したら誤解しそうな部分についてのお話し
simplearchitect.hatenablog.com
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アジャイルプラクティス (27:47)
アジャイルの具体的なテクニックをいくつかご紹介。ただ、これだけですべてカバーできているわけではないので、是非次はアジャイルコーチを呼んで実践を。やる前からたくさん学んでも、頭にはいらないので、全部学び終えようと思わず、この程度の知識を得たら、やったことがある人と、すぐにやり始めるのがいいと思います。
Q&A (26:47)
よくあるQ&Aに対して回答してみました。本来はお客様や状況によって違うのですがビデオなので、ありがちなシナリオについてコメントしてみました。
次の一歩
この程度の情報を得たら、まずはやってみることをお勧めします。まずお勧めのステップは、上層部を巻き込んで目的を明確にしたのち、アジャイルコーチを連れてきます。次に、誰もアジャイルをやった人がチームにいないなら、アジャイル開発がバリバリできるプログラマをつれてきて、小さくてもいいからチームをつくって、そこで、濃度100%の妥協なしアジャイルチームを実際にやってみるのをおすすめします。