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メソッド屋のブログ

米マイクロソフト DevOps エバンジェリスト 牛尾の日記です。ソフトウェア開発の上手なやり方を追求するのがライフワーク。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

サーバントリーダーシップ的な考えと自分の本音

昨日は結構大人げなかったが、コマンド&コントロールタイプの人とバトルしてしまった。彼はとても優秀で、わたしの友達。今わたしは久々にプログラマのロールをしている。



彼は非常に優秀なので、ガチでウォータフォールを成功させることができる数少ないマネージャの1人。そして、人に気を使えるいい男。



でも、昨日はつい言ってしまった。「任せるのか、全部コントロールするのかどっちかにしてや。子供扱いはやめてくれ。全部言いなりになってコード書くなんてなんもおもろないやん!



 わたしはその後、サーバントリーダーシップと、コマンド&コントロール型の考えの違いやから、どっちかにして、とか、一見カッコいいことを言ってみたつもりだったが後から振り返ると本音は違うことに気がついた。



「人に言われたまま、人に指定された仕組みどおりにプログラム作るなんてなんもオモロ無い。」



 わし、むっちゃわがままで子供っぽいけど、本音はこれだよこれ。と思った。けど、何となく後ろめたいなぁ。という気分になった。仕事を依頼してやっているのだから、言われた通りの要求、そして、言われた通りのアーキテクチャ、言われた通りのツール選定、言われた通りの構造で、後コードを書くのが要求されているだから、それをやるのがプロ。とか思っていると、気持ちが萎え萎えになった。あーオモロ無い。でもコレが仕事というものか、、、



 いや、ここでまた思った。「仕事が楽しいと何があかんのやろう?」よく考えるといい事だらけだ。楽しいと苦にならないし、もっと上手くやろうと思うし、一杯提案もするだろう。でも、上記の様な状態がつづくと、「もう全部きめてぇや。俺もう二度と意見せず、ロボのように働くからさ。」って正直思ってしまうな。と思った。




 楽しい事の弊害は、人をコントロールできないということだろうか?でも、一定のスキルのある人にコントロールっているんだろうか?リクエストだけで良くないだろうか?だって、自分で考えたい人はコントロールされるのはまっぴらごめんだし、コントロールされてもいい人は凄く我慢しているか、あまり自分で考えたくない人かもしれない。仕事は我慢しなあかんとか、決めたんは誰なんだろう?よく考えるとよくわからない。成果がでるのが重要じゃないかな?


 コントロール&言う事を聞く人のチームと、みんなそれぞれ責任をもって考えて動くデコボコなチームだったら、自分は後者の方で働きたいなぁと思う。前者の場合は成果は一定しそうだし、後者は成果もデコボコだと思うけど、後者の方が面白いし、成長するような気がする。出来るひとからみたら、そうじゃないって思う事はおおいと思うけど、後者のチームをやりたいときは、ぐっと我慢。というか、人間って賢い人もそうでない人も所詮大きな差はないから、みんなでカバーし合うのが現実と思う。この任せることに関する考えがわかる落合氏に関する記事も面白い



稀代の名将・落合博満氏に学ぶ、やる気を引き出し能力を上げる部下育成術の巻。 : スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム



リクルート的にも、優秀で、自分で考えて、自分で責任をもって行動する人は、後者の組織を好むんじゃないかな。


自分はあまりDetailにつよくないので、凄いマネージメントはとても出来ないから、手放すしかなかった。それが完璧に出来る事は本当に凄いし超優秀。両方の価値があっていいよね。多分組織の考え方や、状況、ビジョンによるんだろうね。



自分としては、自分も、他の人も楽しんで仕事して、仕事も遊びもよくわからないぐらいの方がエキサイティングでいい仕事が出来そうだなぁって思うなぁ。って思う朝でした。


PS. このエントリは彼をDisりたいためのエントリじゃないです。頭が冷えた後の自分の本音に気づいたのでそれを書きたかったのです。コントロール型か自己組織型かは、組織の考えによると思うので、雇われている以上は意見はしても組織の考え方に従うべきです。ただ、選択の権利はいつも自分にある事はわすれないようにしないとストレスがたまるので、会社に縛られないのは重要ですね。