メソッド屋のブログ

米マイクロソフト DevOps エバンジェリスト 牛尾の日記です。ソフトウェア開発の上手なやり方を追求するのがライフワーク。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

最近アジャイル度が高いです。

 最近私のまわりだけかもしれないが、やけにアジャイルの案件が多い。私がアジャイルで事例つくったのって、2003年ぐらいだったし、日本に伝来されてXP-jpとかができたのも2000年ぐらいだった。現在が2010年だから、キャズムを超えて成長期に入ったとすると、日本伝来から10年ということになる。


 そうなると、すごく単純な計算でいくと、アジャイルの成長期は今後10年続くので、2020年頃まで続いていくのだろうか?(単純計算だけどほんまかいな、、、って感じ)


 しかも、導入されていく様子が昔は現場の人(自分も含む)がやりたいから導入、、、という感じだったが、もうちょっと組織的な取り組みになっていることが多いと感じている。この不況で、企業が本当の意味での効率化や、納期どおりのリリースを目指していくとそんな方向性になっていくのかもしれない。


 しかも、最近はWeb系でもスマートデバイス系でもそうやけど、既存サービスを組み合わせてちょろちょろっ。とつくるような開発が増えてきている。


そのような開発の場合でも、サービスのAPIが変更されたり、新しいサービスができることなんかもしょっちゅうだから、迅速な変化への対応と、そもそも、工数がかからないからスモールチーム化していく。そして、APIの向こう側のリソースは誰でも強力なものを使える時代になってきている。


 サービスの開発自体も、スモールチームで、アジャイルを超えたアジャイルというぐらい俊敏なスタイルで「頻繁なリリース」「現在のバージョンこそが最高」というふうなのりで常に最新バージョンを改変し続ける。

 サービス開発側、そしてそれを組み合わせる側が、そのようなすごく早いタイム感で動いているから、アジャイルさらにそれを超えるぐらい俊敏なプロセスでもの作りがされないと、世の中の流れについていけなくなるって感じなんだろうか。


 そうなると、ソフトウェアを作るということに関しては、ソフトウェアが本当に役立つようにするという観点をのぞくと、従来よりずっと「プログラミング」「個人の能力」もしくは「チームの能力」が重視されるようになってきて、企業も小さなチームを「内製」で抱えるところも増えてくるんだろうか?



 本気で開発業務の業務改革に取り組むと、今の時代だとそっちになっちゃうかもしれない。そこから先は、組織や評価の問題など、いろいろな問題が顔をだしてくるとおもうけど、ちょうど時代的に面白いかんじですね。



 そんなこともあって、私も昔はSIer, 今はコンサルタントで、要求開発や企業改革なんかもやっています。私の売りは「守備範囲がむっちゃ広いこと」で、プログラミングから、教育、モデリング、PM、企業改革果ては営業支援までやってしまうという感じです。(どれ一つ、深くないのですが、、、(笑)問題解決力とバランスと一生懸命さが売りです(笑))



 プログラミングは技術の本道だと思っているけど、今はオブジェクト指向言語で「きれいな設計で、きれいなコードをゆっくり書く」ことはできていました。だから職業プログラマには当然かなわないですが、職種てきにそれでいいと思っていました。



 しかし、これからは時代が変わる。「きれいなコードを書ける」だけでは説得力はなくなってくるかも。だから、これからは「速さ」もちょっとつづ追求してコンサルティングのネタにしたいなぁ、、、なんて思っています。



 だって、それがないと企業がやりたいことを達成できないから。そんなことの1つの手段がたまたまアジャイルなだけやから。企業にとっては「アジャイル」自体はどうでもよくて、それによって得られる何かが必要やからなぁ。